学区にとらわれず、自分に合った通信制高校を選ぶ

対面指導は必須であるが

通信制高校では、自宅学習が基本になります。自分のペースで学習するのに向いた生徒にはぴったりのシステムと言えるでしょう。ただ、一般的な通信教育と違い、高校卒業資格がかかっていますので、対面指導はやはり必要とされています。そのため、生徒は一定の頻度で通学することになりますが、通学だけはどうしても難しい場合もあります。通学が難しいことをもってして、高校卒業資格を認めないというのも問題があり、オンライン画面を通じた対面方式の指導をおこなっているところもあります。

通学頻度は、さまざま

通学頻度は、月に2回のところが多いですが、週5回通学するコースもあり、まちまちです。年に1回、数日間の合宿でまとめて対面指導をするというところもあります。その場合、学区は関係なくなり、全国から生徒を募っている通信制高校も多数あります。学区がないから、選択肢はかなり多いです。住む地域にとらわれず、自分に合ったコースのある通信制高校を選べます。機会均等の実現ですね。こうした広域通信制高校には、分校、や協力校などが設けられています。

せっかくの機会を生かす

ひと昔前までは、通学制の高校に入学し、3年間通い続ける以外に、高校卒業資格を得る道は、事実上ありませんでした。通信制高校は以前からずっとありましたが、あまり身近な存在ではなく、存在自体を知らない人がほとんどだったのです。15歳から18歳まで、限られたひとつの道しかなかった。現在の義務教育もそうですが、通学できなくても卒業資格は得られます。でも高校は違うわけで、通信制高校が普及したのは、かなりの前進です。この機会を大事に生かしたいものです。

通信制高校のシステムは、それぞれの学校の運営者の判断に左右されることがあるため、早期に進学先を決めることが重要です。